犬生20歳時代! 歯のケアは良い歯科専門医に行かないとダメな理由

こんにちは。 Marineです。

ワンコも20年前と比べると、犬の寿命は3~4倍伸びていると言われています。

20歳まで生きることも珍しくなくなっている時代、歯のケアが大事になってきますよ。

ワンコによって、歯が丈夫な子も入れば、うちのコのようにどうにもこうにも弱い子もいます。

結果的に2回も全身麻酔で歯科処置をしてしまったという痛恨の黒歴史をもつ私が、犬の歯科専門医の大事さをお伝えしたいと思います!

これだけ違う、獣医師による歯の診断

子犬の頃から歯のトラブルが絶えなかった我が愛犬、8歳と15歳で全身麻酔で歯科処置をしたって、おいMarine、どんだけぼーっとしてるんだ! って思いますよね。

でも、でもですね、私も、ただただ、ぼーっと放置していた訳じゃないんです。
そこに至るまで獣医師さんに何人も相談してるんですよーーー。

数えてみるに、

8歳、1回目の処置までに、5人、

15歳、2回目の処置までにも、追加で5人以上の先生に相談してます。

初めて飼うワンコだったんで不安だったんですよね。

何か、ケアしないと、って思ってるのに、先生たちに歯のことを聞いてみても、スルーされてしまって、納得いかなかったんですよ。

どれだけのスルーされっぷりかをご参考までにご紹介します。

1回目、乳歯残遺

1回目、8歳で乳歯残遺を原因とした抜歯の歯科処置をするまでのことです。

有難いことに、ホントに病気知らず、病院行くのは予防接種のみという状況でした。

だけど、うちのコは、乳歯が、右下の犬歯がどうしても抜けなかったんです。

抜けないかなー、抜けないかなー、と乳歯を掴んでグラグラさせてみたりしたんですが、8歳になっても、抜けない。

抜けないなりに乳歯はずっとグラグラしていて、ちょっと痛そうで、そうこうしているうちに口臭が出て来て、心配になので、専門医やら歯磨きイベントやらに出掛けては診断して貰ってました。

でも、歯科に詳しいとされている先生ですら、、

「あー、乳歯あるねー、取りますかねー。取るとすると全身麻酔になっちゃいますよ」

「置いておいても特に問題ないですけどねー」

「これは口臭じゃないですよ、犬独特の生臭さです。自然なものですから」

そう言われると自分が神経質なのかなって言う気になって何となく気になりつつ放置してました。

そうこうしていると、周りの歯もグラグラもしてきていて、大型犬とじゃれて遊んでルナと思っていたら、

顔が血まみれになっとる、、、、

えええええーーーーーーーーーーー!

っと思ったら、前歯が一本外に向いちゃって、出血してるんです。

その歯を手で元に戻したら、キャン!とひと鳴きはしたものの、意外と普通の顔をしてて。

とは言えこれはまずいでしょう、と思って近くの獣医さんへ。

「あー」

と言われて、ペンチみたいなのでいきなりガッ!と抜いてくれました。

ええ、麻酔抜きで。またしても、

「キャン!!!」

と鳴きましたが、それだけでした。

いややっぱりこれはないなーと思い、悩んだ結果、友人が歯科処置をして貰ったと言う病院に相談して、全身麻酔での処置をして貰いました。

痛恨の第一回目、小さい歯ばかり12本抜きました。

抜いた歯を返されたのですが、上の部分はそれほどでもないのに、根っこが真っ黒いものがびっしり付いていて、「これが歯周病か!」とおののいてしまいました。

あんなに診て貰ってたのになあ、、、、、と、やり場のないモヤモヤした気持ちでおりました。

2回目、心臓病発症後

さすがに二度とあんな可哀想な目には合わせない!という強い気持ちで歯磨きをしていた、、、、。

はずだったんですが、、、、。

乳歯残遺していた犬歯、ケアをすごく嫌がり続けるんですよね。

歯磨き、ほんとに嫌がるのと、仕事が忙しくてとか何とか、、、で、やっちまいました、、、。

13歳のころ、何だかくしゃみや涙が急に増えたなあ、、、と気になり出しました。

相変わらずテンション高く元気だったので、予防接種の時に気になることは?と聞かれ、くしゃみのことを言うと、

「花粉症のコって結構多いんですよねー。まあ、心配ないですよ」

と、言われ、まあ、、、、そんなもんですかね、、、と思ってました。

歯は、時折無麻酔でお願いしたり、私もスケーラーカリカリやったりしていた状況でした。

心臓病の先生たちは

14歳になったころ、健康診断で心雑音がする、と言われ、循環器に強いという獣医師さんに診断を受けたところ、僧帽弁閉鎖不全症と判断されました。

その時くしゃみと鼻水、涙について歯との関連性も含め尋ねると、、、、

「分かりますかー、くしゃみですよ。人間がくしゃみする理由考えてみてくださいよ。

歯が悪くてくしゃみでますか?」(←軽くおバカ扱い、、、、)

ってなもんですよ。

心臓病を気にしている先生たちだったせいか、歯のことは聞いても関係ない、とスルーでしたね。

心臓病の先生もすったもんだの結果、2人目の心臓の先生に、

「心臓は落ち着いていますが、くしゃみとか鼻水とか、気になるところは歯を含め、血液検査とか含めて、健康診断をしてもらった方がいいですよ。

麻酔をかけての処置なども問題なくできますから」

と言われました。

歯科に詳しい先生に診てもらったら

心臓の先生は、健康診断も歯科診断はしてくれなかったんですよね。

と、いうことなので、心臓の先生のいる同じ病院で、健康診断を申し込みました。

その際、歯科に詳しい先生で、と言って診て貰いました。

すると、、、

「あー、これは全部抜かないとダメ。ホラ、顔も腫れあがってるし。そのうち、目の下から膿が出てきますよ。

くしゃみ、鼻水、全部歯から来てますね。直ぐにやった方がいい。

でも、この子、心臓に問題があるから手術できないけど。

え?心臓の先生、できるって?

そう言うならその先生と一緒ならやってもいいけど、日程的に合わないからできない」

・・・・・

・・・・・

いきなりそっち????ホント????

今までの先生の話は何だったの? でもって、どうすりゃいいんだい!

とまあ、こんな調子ですよ。

全然、先生によって言うことが違う訳です。

ちなみに、1回目に抜歯してくれた病院は、「奥歯は抜けません」と、簡単な歯しか抜けないことを明言していたため、相談には行きませんでした。

大学病院で診てもらったら

結局、歯科に詳しい先生は全体の健康診断は対応してくれなかったのと、全部抜けと言いつつ心臓が悪いから手術できないと言われたので、紹介されて某大学病院に行きました。

健康診断で、歯をしっかり診てというオーダーをしたのですが、、、

預けて2時間ほど。

「心臓検査をしました。麻酔には耐えられます」

いやね、それはもう専門医にずっとかかっていて、確認済ですから。

肝心の、歯の状態はどうなんですか?って聞いたら

「歯は、麻酔科で診るんで、わかりません」

え・・・・

じゃ、麻酔をかけて歯を診た方がいい状況ですかね?

「まあー、そこまでじゃないですね。歯周病の中程度です。
歯石はね、スケーラーより毛抜きを伸ばしてゴリゴリ削ったら取れますよ」

。。。。。--; ピキッーーー!!!!

こちらも随分獣医師さんを見てきたので、さすがにこれはないな、とお別れしてきました。

いや、検査代4万5千円返して欲しいです。

歯科専門医の診断

困り果てて、探しましたよ、歯科専門医。というか、歯科に特に力を入れている先生ですね。

これだけ色々と診て貰ってちっともわからないって納得できなくなったんです。

ならば、設備と実績で選ぼうとググって大研究しました。私が行ってみようかと思った病院は東京で2軒。

で、伺ってみた荻窪ツイン動物病院の先生の診断。

「歯を抜かないとならない状態かは、外から見ただけでは判断できません」

「検査はレントゲンを撮って、歯周ポケットを測ります。 痛みも伴いますので、無麻酔でやるには負担が大きい。麻酔をかけないとちゃんとした検査はできないんです」

「この心臓検査結果の数値をみると問題ないと判断します。術前にも検査させて貰いますが、良かったらやりますよ」

と言われ、やっと、納得することができました。

麻酔をかけないと正確な診断ができないならば、麻酔をかけるしかないと決心しました。

ちなみに、と、大学病院での顛末を伝えると

「獣医大では、歯科はさらっとしかやらないんですよね。

歯科は獣医師個人が自分で勉強するしかないんです。

大学病院で歯科は存在しないので、処置出来る人はいないんじゃないですかね」

これも納得です。

ちゃんと診て貰った検査結果

診断してもらった結果を言うと、鼻まで歯周ポケットが繋がっていたそうです。

表面的には歯はそれほどひどくなかったのですけど。

歯周ポケットが鼻まで言っている衝撃動画が先生のブログに上がってますので、もし、ご興味があればご覧ください。(ちょっと怖いです)

⇒ 院長ブログ 「くしゃみの原因は歯周病?」

歯のことは別の専門医に聞いてもダメ

うちのコは僧帽弁閉鎖不全症でもあるのですが、この病気になって気が付いたのですが、獣医師さんって専門医化の傾向が強くなってます。

心臓の先生は心臓に特化、

歯科の先生は歯科に特化する傾向が強い。

心臓専門医には

「心臓しか診ません。
健康診断をお薦めします。別の病院でお願いします。特に歯が心配ですね」

って言われ、街の小さめの病院なら全体を診てくれるかと思って聞いたら

「心臓病があるならうちでは診られないです」と言われちゃって堂々巡りです。

これも犬の一生が長くなってきたので人間並みになってきたってことなんでしょうか。

「口臭」が気になったら、早目に歯科に力を入れている動物病院に行きましょう!

多くはありませんが、確実に増えています。

ちゃんとした獣医師さんであれば、予防歯科に力を入れているはずです。

どうやって病院を選べばいいか、気になったらこちらの記事もチェックして下さいね。