犬の歯科に行くべきタイミング 乳歯遺残にならないで

こんにちは。

ご覧くださってありがとうございます。

今日は、乳歯は残さない方がいいですよ、と言うお話しです。

1歳までで、一生の歯の状態が決まるかもしれません!

早目早目に対応することが、犬の健康、長寿、そして費用面でも最適です。

ところで、犬の乳歯って、何本だと思いますか?

人間の乳歯は20本、人間は6ヶ月から3歳にかけて生えるそうですが、犬の場合は、乳歯は28本、大体生後8週間位で生え揃うそうです。早いとは思ったけれど思った以上に早い!

8週間と言えば大きいワンコさんたちもコロコロの子犬時代。

こんなに小さいのに、結構多い!ですよね。

ブリーダーさんやペットショップから迎える場合も含めて、生え揃ってからおうちに迎えることになりますね。

乳歯の生える頃

もちろん、乳歯が生えるまでは何も問題ありません。

ただ、生えるのを待つばかり。と言うか大概は生えてからやってきます。

生まれたばかりの乳歯がムズムズして、あちこちカミカミしまくるのに注意するくらいですね。

うー。可愛い。(悶絶)

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乳歯の生え変わり時期は要注意!

さて、ひたすら可愛い、子犬時期ですが、あっという間に歯を気にしないとならない時がやってきます。

第一の関門、乳歯の生え変わり時期です。

乳歯から永久歯の生え変わりは、人間であれば、6歳から12歳、小学校の頃からになるそうですが、犬の場合は6か月位から1歳位の頃になります。

犬が始めの1年に20歳、年を取ると言われていますが、この辺りが根拠なんでしょうね。

ちなみに本数は人間は28本プラス親知らず4本(この比較いらないですかね)、犬は42本です。

さすが肉食、ホントに歯の数が多いです。

でも、これだけ立派な歯と歯の数は、野生で生活するためのものなんですね。
家で飼われて餌を貰うということが、本来の身体に合っていないからこそ、我々がケアして上げないとならないことにつながっていきますよ。

この、一番と言っていいくらいイタズラ好きで、可愛いけど困ったやつ~、なんて浮かれてしまうこの時期、歯なんて見てなかった!あの時ちゃんと見てあげておけば、、、と後悔しないようにしましょうね。

乳歯遺残は意外とオオゴト

永久歯に変わる際、乳歯がうまく抜けずに、永久歯が生えてきたのに乳歯が残ってしまうことを乳歯遺残と言います。

これ、意外と、本当に、怖いです!

うちのコのケース

うちのコの場合、下の犬歯の乳歯がグラグラのまま抜けませんでした。

ワクチンの際に、獣医師に相談したところ、

8歳になったころ、他のワンコとじゃれて遊んでいて、ギャン!と鳴くのでみたら、口から血を流していて、、、

何と、1本、根本が折れてブラブラしちゃっていました。

さすがにこれはマズイ、と思い、全身麻酔で1~2本の積りが、何と、12本、抜歯することになってしまいました。

抜いた歯をくれたのですが、根本が真っ黒になってました。

歯周病ってこんなになっちゃうんだ!と震えました。

その時、獣医さんたちは、、、

私も8年間、ぼーっとしていた訳ではないんです。

乳歯が残っていて、グラグラして、周りの歯茎が腫れているような状態が良いわけないと言うことは分かってたので、何とか抜けないかと思っていましたよ。

でも、乳歯なんだから、人間をイメージしてサクっと抜いて貰えるかなと思っていたら、

「あー、取りますかねー。取るとすると全身麻酔になっちゃいますよ」

「置いておいても特に問題ないですけどね」

と言われ、そうなの?と思いながら、何とか抜けてくれないかと祈るような気持ちで放置。

でも、あんまりいい感じではなかったので、途中、口臭がしてきたり、歯茎が腫れてきたりした気がして、犬の口腔外科の専門病院や、歯磨きイベントなど、見て貰った獣医さんは5人!

いずれも回答は

「心配なし」

「この臭いは自然なもの」

口腔外科の専門病院はその頃殆どなくて、当時、犬の口腔外科専門医と言えば関東圏ではほぼ唯一だった上尾のフジタ動物病院まで診察してもらいに行きました。

が、残念なことに、まさかの緊急手術で院長先生の診察を受けることはできませんでした。

その後も、緊急手術の可能性もあるしで、余りに遠くて2回目にトライできませんでした。

ちゃんと診て貰っていたら、、、と思わなくもないんですが、こればっかりは分からないですね。

乳歯が抜けない時の対応

大概の乳歯はいい感じで抜けていくと思いますが、永久歯が生え始めたのに抜けそうにない乳歯があった場合は、早目に歯科専門医に相談しましょう!

小さい歯の場合、人間の乳歯並みに、ペンチでさっくり抜いて貰える可能性があります。

ちなみに、上述の他のワンコと遊んでいて根本が折れてブラブラした歯は、近所の先生がペンチでサクッと抜いてくれました。

「キャン!」と言って、それだけで終わりました(^^;)

永久歯と重なってしまうと、全身麻酔の可能性が高くなってしまいます。

今は、前よりは歯科専門医も増えたので、心配だなと思ったら是非、診て貰ってくださいね。

今、うちのコは、歯が10本もありません。

でも、悪い歯が一本もない状態が、こんなにも生活の質を高めるのか、ということを実感しています。

本当に、もっと残してあげたかった、そう思う日々です。

できることならば、あの乳歯の時期にちゃんとして上げれば良かったと思います。

犬の歯は現在の食生活だと何もせずに健康でいるのは難しいのかもしれません。

歯周病になりやすい犬種

特に、歯周病になりやすいと言われている犬種があります。

動物保険のアニコムクラブの共済制度に加入したどうぶつのうち、歯周病で保険請求があった率から算出しています。

アニコムHP

歯ピカへの道② こんなワンちゃんは歯周病に要注意!に関するページです。名前ランキングや食べたら危険なものなど、様々などうぶつ、いきもの、ペットに関する情報を発信しています。

3歳以上は8割が歯周病といわれているので、これは氷山の一角なのかと思います。

理由としては、次のことが挙げられるようです。

  1. 歯が小さくて、歯間が他の犬種に比べて狭い
  2. 唾液量が少ない(ドライマウス)

人間も、親知らずがあります。

食生活の変化で顎は小さくなったのに、生えてくる歯が変わらないから。

犬も一緒なのかもしれません。

乳歯がグラグラしていれば、歯茎に菌が入ってしまいます。

1歳までに、乳歯が残っていたらちゃんとした歯科専門医に連れて行ってあげましょう。