犬の熱中症はホントに怖い!夏のお散歩の熱中症はこう防ごう!

こんにちは!

もう、毎日倒れてしまいそうに暑いですね。

朝、6時ころに散歩に行くと、公園はワンちゃんたちでいっぱいですが、皆ハアハア言ってます。

ワンちゃんは、暑さに弱いんだなあって思うシーンです。
と言うコトで、熱中症(日射病・熱射病)のお話しです。

今回もドッグヘルスアドバイザー的な見地からご紹介します。

危ない!犬の熱中症はこんなに怖い

最近の温暖化のせいか、年々、夏の暑さが耐え難くなってきている気がします。

人間ですら辛い暑さ、でも、ワンちゃんは人間よりもずっと暑さに弱い生き物なんです。

重度の場合は、命を落とすこともあります。

まさか、こんなことで!と言うことのないように、気を付けてあげたいですね。

熱中症の症状は

あれ!熱中症かも?!サインを見逃さないで

熱中症の場合、まず、初期段階として、次のような症状が出てきます。

  • 疲れたような素振りを見せる
  • 呼吸が早く、浅くなる
  • おやつを見せても食べたがらない
  • 歩けなくなる

日中屋外で急性の日射病担ってしまった場合は、いきなり倒れる、という症状になるケースが多いです。

次いで、重篤になると、

  • 結膜が充血する
  • 呼吸困難になる
  • 虚脱状態になる

という症状が出てきます。

さらに、体温が上昇し続けると、

  • 重い神経症状が出る
  • 昏睡状態となる
  • 著しい肺充血を起こす

となって、死に至ることになります。

直腸体温が41℃となると、緊急治療が必要です!!!

熱中症になってしまう原因

ワンちゃんは体温調整がとっても苦手

人間は、暑くなると汗をかきます。

さらには、着ている服を脱いだり、腕を出したり、扇いだり、、、、色々と体温調整をします。

でも、ワンちゃんの場合には、汗をかけるのは、足の裏だけです。

それだけでは勿論無理なので、実際には、呼吸数を増やし、舌を出して、体温を下げようとしますが、この呼吸数の増加に、肺や心臓機能が対応できずに体温が上昇し続けることによって上記のような症状を発症してしまいます。

こんな環境は要注意!

夏の屋外や締め切った車の中、家の中では気温が上昇します。

飛行機やトラック便などの輸送も冬以外は十分に配慮してもらうようにしましょう。

それだけでなく、湿度の高い時も、体温を下げるのが難しいので、激しい運動をさせると体内温度が急激に上がってしまうことになります。

また、長時間吠え続けるなど、極度に興奮状態に陥った時も体内温度が急激に上げる原因にもなってしまいます。

さらには、トリミングでシャンプ―後のドライヤーも注意が必要です。

特に自動乾燥器(ドライヤー)の使用や、口輪をされてしまったために、体温が急激に上がってしまう事故もあります。

熱中症に掛かりやすいワンちゃんとは

熱中症に掛かりやすいワンちゃんは、熱を下げるのが構造的に難しいコ、ということになります。

犬種としては、短吻犬種です。ボクサーやパグ、フレンチブルドッグやペキニーズ、シーズー、などの鼻ぺちゃさんたちです。

あの愛嬌のある表情の虜になってしまう人も多いですが、体温調整が苦手なコたちです。

飛行機に載せることもできないですよね。

また、大型犬太り過ぎのワンちゃんも、呼吸だけで体温を下げるのが難しいです。

特に注意をしてあげましょう。

心疾患上部気道疾患があるワンちゃんも注意が必要です。

熱中症になってしまったら

初期症状の場合

お散歩中に、いつもよりハアハアして、歩くのが辛そうになった時、締め切った中で明らかに辛そうに呼吸を始めた時は、すぐに涼しいところに移動して、お水を上げて安静にしてあげましょう。

早目早目に対応して上げることが大事ですね。

重症になった場合の応急処置の仕方

まず、水を掛けて冷やす!

とにかく、体温を正常に近い温度まで下げることです!

まずは全身を冷やしましょう。
シャワーやホースで水を掛ける、小さいワンちゃんならば冷水に身体全体をつけます。

公園であれば、水飲み場で頭から水を掛けてしまいましょう!

病院であれば、全身にアルコールを塗布したり、冷水の浣腸によって体温を下げてくれます。

冷やしたあとは

水で十分に冷やしたら、風通しの良い場所で、ワンちゃんの息が正常に戻るまで、頭と胸を冷やします。家であれば、氷で冷やしたり、冷たいシーツやタオルで包んであげます。

体温はいったん下がったと思ったらまた上がることがありますので、呼吸がしっかりと落ち着くまで、じっくり冷やしましょう。

限度以上の体温低下(36℃)となっても低体温症の障害が出てしまいますので、呼吸の状況をしっかり見て上げてください。何事もやり過ぎは禁物です。

  • 結膜が充血する
  • 呼吸困難になる
  • 虚脱状態になる

といった重症の症状が出ていた場合は、家や公園などで応急処置をした結果、落ち着いたと思っても、早目に病院に連れていきましょう

脱水の程度に応じて、電解質の補給など、輸液を行って貰いましょう。

熱中症を予防しましょう

熱中症は、人間はもちろんですが、ワンちゃんも本当に怖いです。

まずは、こうしたことが起こらないよう、十分に気を付けたいですね。

暑い時のお散歩

真夏は、アスファルトが溶けそうな位、地面が熱くなっていることもあり、肉球が火傷してしまうこともあるほどです。

最近は、肉球保護のソックスもありますので、必要に応じて使ってみるのも良いですが、肉球が火傷するほど地面が熱い場合は、身体に相当な地熱を受けることになりますので、その方がワンちゃんの身体にダメージを与えます。

お散歩をするときは、地表温度に十分気を付け、できるだけ日陰を歩かせるよう心がけましょう。

とは言え、日陰でも気温は相当に高くなってくる真夏日は、できるだけお散歩は早朝か夜、9時頃にするようにしましょう。

ビルの北側で風通しがよい、など、家の近所で比較的気温が低い場所を見つけておくのも大事です。

人間がヘタるような暑さは、いずれにせよ、危険だと思った方が良いでしょう。

真夏以外も要注意!

最近は、5月になると非常に暑い日がでてきます。

真夏ではなくても、車の中や家の中でワンちゃんだけにする時は、換気に気を付け、サーキュレーターなどを使って空気を循環させる、エアコンを付けるなどの注意をしておくことをお薦めいたします。

特に、業者にお願いして移送する際は特に配慮いただけるようお願いをしましょう。

いずれも、必ず給水ができるようにしておきましょう。

また、シニア犬、太り気味のワンちゃんなどは、特にトリミングは良く知ったところにお願いできるとベストです。

興奮させないことも大事

外気がそこまで暑くなくても、興奮して吠え続けることによって、体内温度が上がってしまうことがあります。

興奮しやすいと、熱中症になる危険があること、また、トリミングの際に口輪をされてしまうことにより、体内温度があがってしまうことがあること、から、普段から吠えないような躾をしておくことも大事です。

夏はお出掛けの季節でもあります。

給水ができるよう、水筒を持って行ったり、バッグに保冷剤を持って行くなどして、一緒に沢山楽しい思い出をつくりましょう!